『二酸化炭素』を減らすためには?-その2 ||地球温暖化・倶楽部

世界における二酸化炭素削減活動(にさんかたんそさくげんかつどう)-地球温暖化

世界的に本格的(ほんかくてき)な二酸化炭素削減について動き出したのは1992年、ブラジルのリオデジャネイロで、約180カ国の参加(さんか)による「地球(ちきゅう)サミット」です。地球サミットとは、地球環境(ちきゅうかんきょう)や開発(かいはつ)に伴(ともな)う二酸化炭素排出についての国際会議(こくさいかいぎ)です。この地球サミットで、「気候変動枠組み条約(きこうへんどうわくぐみじょうやく)」という、世界の国で一緒(いっしょ)になり地球温暖化対策(ちきゅおんだんかたいさく)に取り組むことを決(き)まりとするものに、日本を含めた155カ国が署名(しょめい)しました。この「気候変動枠組み条約」の目標(もくひょう)は「大気に含まれる二酸化炭素量を増加させず、温室効果(おんしつこうか)を安定化(あんてんか)させること」としています。年と共に二酸化炭素量が増加しているため、1990年の温室効果ガスを基準(きじゅん)とし、それに近づけるための対策(たいさく)を行うこととしています。

京都議定書(きょうとぎていしょ)とは?-地球温暖化

日本、アメリカ、ヨーロッパなどの先進国(せんしんこく)においては、エネルギーの消費が発展途上国(はってんとじょうこく)と比べ大量(たいりょう)であるため、力を合わせて目標達成(もくひょうたっせい)行うことが困難(こんなん)であるということがわかりました。そこで、1997年、京都で「気候変動枠組み条約第3回締約国会議(ていやくこくかいぎ)(地球温暖化防止強化会議)」を開き、アメリカやヨーロッパなどの先進国を中心に2008年から2012年までに、二酸化炭素削減と温室効果ガス濃度(のうど)を縮減(しゅくげん)する目標となる値を決めました。これは、先進国全体により1990年の基準レベルより5.2%削減することです。この決定が行われたのが「京都議定書(きょうとぎていしょ)」です。京都議定書ではヨーロッパで8%、アメリカで7%、日本で6%と、国別による目標値も定められました。

京都議定書が上手く(うまく)機能(きのう)しない-地球温暖化

この京都議定書(きょうとぎていしょ)ですが、現状(げんじょう)、十分な成果(せいか)をあげておりません。二酸化炭素排出トップであるアメリカは京都議定書から脱退(だったい)しています。これではいくら他の国が二酸化炭素削減に努力しても、トップが排出し続けては元も子もありません。さらに、発展途上国(はってんとじょうこく)においては、排出規制(はいしゅつきせい)を受けていません。しかし、先進国になりつつあるインドや中国などでは、エネルギー消費(しょうひ)が活発化(かっぱつか)され、二酸化炭素排出もより大きくなるでしょう。これらの問題(もんだい)を解決(かいけつ)しなくては京都議定書の本来の目的が機能(きのう)しません。しかし、地球温暖化防止のために世界的に動き出したことですので、京都議定書は無駄(むだ)ではありません。解決しなくてはいけない問題(もんだい)が多いのですが、地球温暖化は進み続けます。これから先、さらなる危機感(ききかん)をもち対応(たいおう)していかなければなりません。

僕たちの生活から二酸化炭素(にさんかんたんそ)を減(へ)らす!-地球温暖化

世界的規模(せかいてききぼ)で行われている二酸化炭素削減活動(にさんかたんそさくげんかつどう)ですが、僕たちの身近(みぢか)な暮(く)らしの中から二酸化炭素削減を行うことができますので、ほんの一例(いちれい)ですが紹介します。

家の中で二酸化炭素を減らす-地球温暖化

炊飯器(すいはんき)の保温(ほおん)は切っておこう!

炊飯器の保温を切ることにより、1年間で約31㎏の二酸化炭素削減が可能です。

待機電力(たいきでんりょく)を減らそう!

電気製品(でんきせいひん)の待機電力を抑(おさ)えることにより、1年間で約87㎏の二酸化炭素削減が可能です。

照明(しょうめい)や冷暖房(れいだんぼう)の使用を控(ひか)えよう!

照明や冷暖房の使用をいままでより約20%減らすことにより、1年間で約240㎏の二酸化炭素削減が可能です。

家の外で二酸化炭素を減らす-地球温暖化

自動車の利用を抑えよう!

コンビニや近くのスーパーへ行くときは、歩きまたは自転車を利用しましょう。遠いところに行くときは、電車やバスといった公共機関(こうきょうきかん)を利用しましょう。自動車に乗るときは、エンジンのかけっぱなしによる放置(ほうち)はやめましょう(アイドリングストップ)。

常(つね)に意識(いしき)しよう-地球温暖化

ものは大事にしましょう。使えるのにすぐ捨(す)てる行為(こうい)は控(ひか)えます。ゴミの分別(ぶんべつ)はきちんと行(おこな)いましょう。とくにリサイクルできる資源(しげん)は大切です。買い物袋(かいものぶくろ)も自分で用意(ようい)して利用(りよう)しましょう。

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